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工 房 日 記

美 濃 手 漉 き 和 紙 の 工 房 か ら お 届 け す る
日 々 の 出 来 事 に つ い て の ダ イ ヤ リ ー で す 。
こうぞの栽培 ボランティア大募集!!




今年度も和紙の原料・こうぞの栽培を継続するにあたり
一般の方にもお手伝いいただきたく
ボランティア募集を呼びかけています。

現在、活動しているこうぞ組合のメンバーは
10名くらいですが、畑の面積が広大なのと
メンバーの半分は80〜90歳代のご高齢の方ということもあり
畑の面積に対しての労力が全然足りません。

そこで私たちこうぞ組合と一緒に
畑の手入れを手伝ってくださる方を大募集しています!




作業内容としては、夏場は草刈りと芽かき、
冬場は刈り取りです。

こうぞの木を見たことがない方、
原材料から和紙のことを知りたい方、
畑作業を通じて美濃の和紙職人と話をしてみたい方、
農作業で体を動かしたい方・・・・・
一度こうぞ畑に来てみませんか。




月2回のペースでボランティアの活動日を設定しました。
夏場の炎天下の作業は大変なので 午前中のみです。
初心者の方でも簡単にできる作業なのでお気軽にご参加ください。




年間予定のうち、3回以上参加してくださった方に
手漉き和紙をプレゼントしています。
また、毎回 作業後には簡単な昼食を準備していますので
お時間のある方には召し上がっていただいています。

そして今年度から和紙製品の直売コーナーを作りますので
畑でとれたこうぞがどのような製品になるのか
手にとってご覧いただけますよ。




場所は、美濃市片知穴洞地区です。
小さな集落の中にあるので少しわかりにくいですが
地図を参考にお越しいただけたらと思います。

参加される方には農作業ができる格好で来ていただくように
お願いしています。長袖、長ズボン、長靴、帽子、軍手は必須!!


お申し込みは下記まで。お問い合わせのみでもOKです。
多くの方のご参加をお待ちしております!


【電 話】 0575-34-0310(大光工房/千田)
【メール】 minokouzo@yahoo.co.jp(美濃市こうぞ生産組合穴洞支部)



和紙の産地・岐阜県美濃市で
紙漉き職人が地元の原料を使って美濃和紙が作れるよう
どうかみなさんのチカラをかして下さい。
ご協力をお願い致します。


 

| works | 21:44 | - | - |
こうぞ畑と桜

 




こうぞ畑の薄墨桜は満開を迎えています。
暖かい日が続き「春がやってきたな〜」という感じです。
今年の桜は本当に開花が早いですね。




暖かくなってきてうれしいような、

でも寒い方が仕事がしやすいので寒いままがいいな・・・とか
複雑な思いです。
でもそんな個人的なことは関係なく
季節はどんどん進んでいくので、それに引っ張られるように
ついて行くばかりです。





さて、昨日3月26日にこうぞの販売会が行われました。
私たちこうぞ組合と
多くのボランティアのみなさんの手によって育てられたこうぞが
美濃の紙漉き職人のもとへ買い取られていきました。


この場を借りてご報告させていただきますが
収穫量としては、特注分も含めた白皮・黒皮合わせて
152貫(570キロ)でした。


昨年度は約85貫(約318キロ)でしたから
今年度がいかに収穫のいい年だったかがわかります。


ちなみに5年前(平成24年度)は約50貫(約187キロ)、
3年前(平成26年度)は約86貫(約322キロ)だったので
ここ数年のうちでもとびぬけていい数字だと言えます。


農作物なのでもちろんその年の天候などが影響しますが
ここまでいい数字が出せたのは
ご協力いただいたボランティアの皆さんのおかげです。
深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

そしてそれが無事に完売したこともとても嬉しいです。
販売会に来てくださった紙漉きの皆さん ありがとうございました。





私も美濃の紙漉きの一人として黒皮を買わせてもらいました。
自分でたくって白皮に加工してみようと思います。
これからも自分の手を使っていろいろチャレンジして
実感を伴った知識と技術を身につけていきたいです。


来月4月からまたこうぞ畑の手入れが始まります。
耕運機で整地したり肥料まきをしたり、
暖かくなってくるとやることがたくさん出てきます。

そして来年度も こうぞ畑作業のボランティア募集させていただき
皆さんのお力をお借りしながら栽培管理を続けていこうと思っています。
只今チラシを作成中。

完成したらこの場で紹介させていただきます。

 

| works | 18:27 | - | - |
美濃こうぞの紙づくり




いつもこうぞ組合の仲間と栽培している「美濃楮」。
地元の原料なので「地草」とも呼ばれています。
今この原料を使って紙を作っているところです。

上の写真は「紙しぼり」の様子。
流水の中でこうぞの皮を1枚1枚広げながら
細かいスジや樹皮などのチリを手で取り除く作業。
白い紙を作るためにちょっとのチリも見逃さないよう
丹念に精製していきます。

1日中水の中に手を入れて 集中して皮と向き合って
根気のいる作業ですが きれいな紙を漉くために一番重要な工程です。

自分が栽培を手掛けている原料なので
「どうしたらもっと質のいい皮になるかな」と色々考えて

こうぞ畑や加工所で行う作業のことを振り返りながら
1枚1枚の皮を確認するような思いで進めました。





一度紙しぼりを行ったあと、もう一度「見直し」をして
チリの取り残しがないかどうか確認します。
これでもかというくらい 紙しぼりを丁寧に行うところが
美濃の紙の特長ではないでしょうか・・・。

紙しぼりは目が良くないとチリが見えないので
きれいに精製できません。
なので若い人向けの作業工程かな。
私ももう年なので そろそろハズキルーペの最強倍率のものを
買わなくてはいけないかもしれません。





取り除いた方の原料には
樹皮やスジ、皮の固い部分などが入っていますが
これも紙になるので大切な原料です。
こういった不純物が入った紙も味わいのあるいい紙になりますし
白い紙に比べて価格が安いので
気軽に使っていただけるのではないかと思います。


しばらく紙しぼりの作業が続いたあとは
紙漉き、板干しへと移ります。
安定した天候で順調に進みますように!


 

| works | 20:16 | - | - |
こうぞの加工「紙たくり」




昨年12月と本年1月に刈り取りをしたこうぞは
引き続き加工作業が続いています。
現在はこうぞの皮の外皮を包丁で削る「紙たくり」の真っ最中。


上の写真は 皮むき後に一度乾燥させた皮を水に浸け(2日間ほど)
やわらかくもどした様子です。昆布みたいですね。
たくり作業に入る前にこんな下準備をしておきます。






やわらかくなった皮を包丁で削っていきます。


こうぞの皮は
一番内側にある和紙の主原料となる「白皮」
一番外側にある外樹皮の「黒皮」
白皮と黒皮の間にある内樹皮「甘皮」
で形成されていて


紙たくりという作業は
白皮を残し、それ以外の皮を削ることです。
削り方にも種類があり
完全な白皮にする「本たくり」、
甘皮を残す「半たくり」があります。


こうぞは紙を漉くための原料。
漉きたい紙の種類によってどのような加工の原料を使うかが
変わってきます。美濃の紙漉き職人さんは
比較的白い紙を作りたい人が多いので「本たくり」をした
白皮の原料を求める傾向が強いです。
半たくりの原料が欲しいという職人さんも、もちろん居ます。
こうぞ組合は、美濃の紙漉きの皆さんが求めている加工の要望に
応えていきたいところなのですが、たくり作業はかなり手間が
かかるため、残念ながらそれに応えきれていないのが現実です・・。






たくりが終わった皮は、山水で洗って外に干します。
上の写真は特注分の皮で長いサイズでカットしたもの。
通常は90センチでカットするのですが
この特注はその倍以上の長さがあるのでたくるのが大変でした。






通常はこんな感じです。90センチくらい。
こちらも特注分なので優先して白皮にしました。






削った部分(甘皮と黒皮)は乾燥しておきます。
これも紙になるので捨ててしまうのはもったいない。
この削り皮はこうぞの加工工程の中で産まれる
副産物のひとつです。




今年度は人手不足、資金不足が重なり
特注分しか 紙たくり作業ができません。
美濃の紙漉き職人の方に向けて出荷する分はすべて
黒皮で出すことになりました。


今年度はたくさんのボランティアの方のご協力のおかげで
収穫量が多く、皮も厚く、昨年よりいい原料が作れたことは
間違いないのですが、加工までやりきれませんでした。
現在の人員と資金の中で精一杯のところまでやっているので
今後は新しいカタチを考えていかなくてはいけないと感じています。


私たちこうぞ組合は今 過渡期を迎えているので
原料栽培や加工をやりつつ 今後どのように運営していくか
話し合いながら進めています。
あれもこれも理想は色々ありますが、季節は待ってくれないので
まずは目の前のやるべきことを大切に
仲間と一緒に前向きに取り組んでいきたいと思います。


紙たくりが終了したらいよいよ出荷の準備です。
そしてもうすぐこうぞの芽吹きの季節がやってきます!





 

| works | 19:32 | - | - |
新商品【ひかりぽち袋】のご紹介




美濃の伝統的な製法で作った手漉き和紙を使用した新商品が
完成しました。商品名は「ひかりぽち袋」。

太陽の光をじゅうぶんに浴びた板干し乾燥仕上げの楮紙に
グラデーションカラーをのせて
光で包み込むようなぽち袋を作りました。
ということで「ひかりぽち袋」と命名しました。





サイズはW65×H95mm、3つ折りの紙幣が入るサイズです。
手漉きの楮紙は紙に透明感があり
中が透けてしまう場合があるので内包みを入れました。
ぽち袋としてだけでなく、メッセージカードとしても
使っていただけると思います。





1:春  2:朝の空  3:新緑  4:端午
5:夕焼け  6:南国  7:オリエンタル  8:古典

カラーバリエーションは8種類。
それぞれにタイトルがついています。

和紙の産地・岐阜県美濃市という土地で暮らしている中で
自分の目で見てきた風景やイメージなどを
私なりの感性で色として表現し、手漉きの紙に映し出したものです。

昨年同じコンセプトで作った紙を「風鈴短冊」として
紹介させていただきましたが、その紙がぽち袋にカタチが変わり
新しい商品として生まれ変わりました!





ひかりぽち袋(1枚入り/内包み付)
各色¥500(税込¥540)
★原材料:美濃手漉き和紙(大子那須楮100%)

【お問い合わせ】stminue@yahoo.co.jp (井上さとみ)

ご購入・お問い合わせ等は上記メールアドレスまでお気軽にどうぞ。
取り扱い店舗が決まりましたらまたこの場でお知らせします!


 





ひかりぽち袋は、JR岐阜駅のアクティブGにて行われるイベント
「長良川マルシェ」で販売デビューする予定です。
開催日は 2月16(金)、17日(土)
及び 3月30(金)、31日(土)です。

私は当日4日間とも現場で販売員をする予定で、
紙漉き仲間・松尾友紀さんの「美濃和紙バック」ブースに居ます。
近郊の方はぜひお越しください!



【 長良川マルシェ 】

場所:アクティブG 2階 ふれあい広場(岐阜県岐阜市橋本町1-10-1)
料金:入場無料
日時:2月16日、3月30日/11時〜19時
   2月17日、3月31日/11時〜16時
詳細: → アクティブG 公式ホームページにて



 

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