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工 房 日 記

美 濃 手 漉 き 和 紙 の 工 房 か ら お 届 け す る
日 々 の 出 来 事 に つ い て の ダ イ ヤ リ ー で す 。
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雪でもやります!こうぞの皮むき


全国的に厳しい寒さが続いているようですが
岐阜県美濃市も今日の午後には一気に雪が積もりました。
こうぞ畑も一面真っ白で白銀の世界。
外気はマイナス2度を示していました、超さむいです!!

 


そんな中でもこうぞの加工は続いています。
切り揃えが終了したので、次は原木を蒸して皮をはぐ作業です。
私たちこうぞ組合員だけでは人数が足りないので
周りの方に声をかけて応援を頼み、8名程度で作業を行いました。


原木が蒸し上がるまで4時間程度かかります。朝8時半から
みんなが作業を開始できるよう、午前4時にボイラーをつけて
蒸し始めました。真っ暗で極寒の早朝に 加工所まで行って
ボイラーをつけてくれたのは副支部長の千田崇統さん。
頼もしい!ありがとう。

 

蒸し上がってからは、できるだけ大人数で一気に皮むき開始。
原木が冷めてしまうと皮がむきにくくなるので
時間勝負でどんどん進めます。

1回目に蒸した分の皮むきがすべて終わったところで
2回目が蒸し上がる感じで進めています。
庫内は広くて一度にたくさんの量を蒸すことができるので
1日に2回転するのがちょうどいいくらい。
とにかく人手が必要な作業です。

 

原木は芯の部分と皮の部分に分けられ、
皮の部分だけが和紙の原料となります。

 

むき終わった皮はある程度の束にして外へ干します。
今日は雪が降っていたのでだいぶ積もってしまいました。

 

皮をむき終わったあとに
山積みになった大量のこうぞガラを片付けますが、これが結構大変。
とにかくみんなでひたすら無心で片付けし続けます。

 

寒い加工所で朝から夕方まで目一杯作業すると
その日の夜は結構ぐったり疲れます。。。
寒い中で仕事をするということは、自分が思っている以上に
エネルギーを使っているのでしょうね。
手を動かしている時は集中しているので何とも思わないのですが。

 

さて今回は、2日間で皮むきを終えることができました。
昨年12月の時は3日間かかりましたので
今年度 刈り取りした分は、計5日間で皮むきを行ったことになります。


今回、急な予定にも関わらず快く作業を手伝いに来てくれた
紙漉きの加納武さん、柳川杏美さん、美濃和紙の里会館の日比野さん、
副支部長の友人の野崎さんご夫婦、田中さん、
本当にありがとうございました。
そして今回は、効率につながる新しい発見もうまれて
本当に仲間に感謝!って感じでした。


農作業のようなものなので、毎年同じ作業の繰り返しですが
毎年少しずつ何かが変わっています。一気に大改革はできないけれど、
1年1年積み重ねていく少しずつの変化が、大切なのだと思っています。

こうぞ組合の仲間と「今年もこの時期が来たねえ」とか言いながら
こうぞを蒸した時の独特の甘い匂いに 懐かしさと安心を感じました。

 



これが原木から むいたばかりのこうぞの皮。
外側にまだ黒皮や甘皮が残っているので、包丁で削ってさらに白くする
「紙たくり」という作業を次の段階で行います。

3月末の出荷にむけて こうぞの加工はまだまだ続きます。

 

 

 

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