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工 房 日 記

美 濃 手 漉 き 和 紙 の 工 房 か ら お 届 け す る
日 々 の 出 来 事 に つ い て の ダ イ ヤ リ ー で す 。
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美濃楮100% 障子紙




美濃のこうぞ畑で収穫した原料(平成28年度産)で
紙を作りました。今回使ったものは「半たくり」で
完全な白皮ではなく甘皮がはんぶん残った状態のものです。
いつも手入れしている畑の原料なので紙になるのが楽しみでした。

普段の仕事では
レースのような繊細な紙や 透かし文様が入ったものなど
少し変わった紙を作っているので
無地の、四角い、「普通の紙」を作るのは
私にとっては逆にむずかしく感じます。
なので自分の苦手な作業工程の練習や確認も兼ねて取り組みました。




水つけ → あげ晒し → 紙煮 → 紙しぼり → 
原料叩解 → 紙漉き → 圧搾 → 紙干し → 選別
工程は本美濃紙の製法と同じです。
乾燥原料を水につけてもどすところからスタートし
釜で煮て、原料処理をして、紙を漉いて干す。
毎回のことですが、全てにおいて手をぬける所がひとつもありません。




原料栽培から手がけて紙づくりまで行うと
この仕事をはじめた13年前に原点回帰した気持ちになります。
木の皮が紙になる自然のふしぎ。先人の知恵と技術。
この感動が紙のしごとをはじめるきっかけになったことを
改めて思い出しました。

漉き上がった紙はパリっとした気持ちのいい紙になりました。
現在は美濃の楮の収穫量が減っているので
地草100%の紙は結構貴重です。
この紙を使って自宅の障子を張り替えようと思います。

今回は時間がない中で作ったので
あまり多くの枚数はできませんでしたが
ご希望の方には販売させていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

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楮紙(美濃楮100%)4匁〜5匁
・全 判 920×630mm / 1枚 ¥2,000+税
・カット判 210×297mm(A4)/ 1枚 ¥300+税

【お問い合わせ】
stminue@yahoo.co.jp (井上さとみ)

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