Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE

工 房 日 記

美 濃 手 漉 き 和 紙 の 工 房 か ら お 届 け す る
日 々 の 出 来 事 に つ い て の ダ イ ヤ リ ー で す 。
<< Origamiシリーズのご紹介 | main | 美濃こうぞの販売会 >>
こうぞの刈り取り、その後【3】



こうぞ畑も春らしい感じになってきました。
株のまわりに雑草が生え始め、
早めに草刈りをしなくてはと気が焦ります・・・・。

さて、冬に行ったこうぞの刈り取りですが
その後の加工作業もいよいよ最終段階に入り、
出荷準備に向けての荷造りを行いました。






収穫した全ての原料を完全に乾燥させたので
これらを2貫目(7.5kg)にまとめて
束ねていきます。

【白皮】【黒皮】【赤すじ入り】の3種類があり
全部で80貫くらいになりました。
乾燥原料は、とても扱いにくく
束にする作業もなかなかの重労働です。




白皮(左)と黒皮(右)の束がどんどん積み重ねられていき
今年度の成果がカタチとなって見えてきました。
(今年は白皮の収穫が少なかったかな・・・・。)

荷造りが終わったところで
ひとまず今年度の作業は終了、ということになります。
3月末に行われる販売会で
美濃産こうぞの購入を希望する紙漉き職人が集まり
これらの原料は売られていきます。

刈り取り後に行った作業を振り返ると
蒸す → 皮むき → 乾燥(カビないように気をつける)→
水に戻す → たくる(甘皮を削る)→ 乾燥 → 束ねる

という感じです。
良質な原料をつくるには、ひとつひとつの工程を
ていねいに行うことが大切ですが、
特にたくり(甘皮を削る)作業は
それなりの技術が必要なので、来年度はもっと削りまくって
もっと経験を積んでいきたいと思いました。

今年度のこうぞ組合の活動を振り返ると、
多くのボランティアの方に作業を手伝ってもらったり
岐阜県立森林文化アカデミーの生涯学習講座が開催されたり
また、昨年の年末に行った忘年会は
ボランティアの方々とこうぞ組合のみんなが
すごい一体感で盛り上がり、超 楽しかったりして
今までにない程の、にぎわいのある1年でした。

芽かきや収穫、皮むきを手伝ってくださった
ボランティアの方々には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました。
皆さんのおかげで無事に出荷準備まで
辿りつくことができました。

また、岐阜県森林研究所の
こうぞの研究を行っている研究員の方が
いつもサポートをしてくださったり
色々と教えてくれて、とても心強い存在でした。
今後も研究は続いていくと思いますが
​引き続きよろしくお願いします。


3月末から畑の肥料まきがはじまり
また1年のサイクルがスタートします。
季節はどんどん進んでいくので、それに伴い
こうぞの栽培も休憩してる暇がありません。
来年度もまたこうぞ組合のみなさんと一緒に
協力し合ってがんばります!!






畑周辺にサクラの木があり、
この日の午前中は6分咲きくらいだったのですが
お昼になる頃にはどんどん開花してきました。
とってもきれいな薄墨桜です。






こちらは「寒緋桜(かんひざくら)」で
下向きに花が咲く、ちょっとめずらしい桜です。
濃いピンク色がとってもきれいでした。

3月末の販売会の頃には、
満開になっているかもしれませんね。
出荷準備を終えて待機している今年度のこうぞたちが
美濃の紙漉き職人の手元に届くまであと少し。
それぞれの職人のもとで、
きっといい紙にしてもらえると思います^^


 
| works | 11:38 | - | - |