Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE

工 房 日 記

美 濃 手 漉 き 和 紙 の 工 房 か ら お 届 け す る
日 々 の 出 来 事 に つ い て の ダ イ ヤ リ ー で す 。
<< こうぞ畑・芽かき作業 | main | 和紙の原料・こうぞ栽培の活動 >>
浅野の提灯まつり

紙漉き工房がある集落、蕨生浅野の神明神社近くで
毎年行われている「提灯まつり」に行ってきました。

このお祭りは約250年前から続いているそうで
子供が減ってきたこともあり多少やり方は変わってきたものの
今現在も続いている貴重な行事。
その昔 この集落で疫病が流行った時に、それを治し
人々を救った先生がいて、その先生を供養することから
はじまったという由来があるそうです。




このお祭りのメインは、浅野の住民が協力して
会場に大きな提灯オブジェを制作することです。

4×6 mに組まれた木枠の中に竹でカタチを作り、
そこへ提灯をくくります。
(どんなカタチにするかは毎年プロデューサーにより考案されるそう)
そしてゆっくりとロープで吊り上げて木枠を立ち上げ、
最後に提灯のあかりで模様ができあがるという仕組みです。
ロープで吊り上げるという方式は、超原始的で
昔ながらの技術と工夫があり、ダイナミックでした。






まずは、木枠に吊り下げるための提灯(約200個)に
ロウソクを立てて火をつけます。
私も今年の春から浅野の住民になったので、
旦那さんにくっついて行って準備に参加させてもらいました。






最後にちゃんと模様が浮かびあがるよう、
計算された位置に提灯を次々とくくっていきます。​
準備に1時間くらいかかりました。
提灯をくくり終わった頃には、辺りはすっかり暗くなり
いよいよ木枠を立ち上げるというクライマックスの時間です。
太鼓と笛の音が響く中で

木枠が立ち上がる様子はこんな感じでした。
さて今年はどんな模様が浮かび上がるのでしょうか・・・・。










     



ロープで木枠をつり上げると、巨大な妖怪ウォッチが現れました!!
これで完成です。





最後に、ちーさい花火が上がり・・・・お祭りは終了。
とにかく地味な提灯まつりでした。
あまりにも地味すぎて・・・、なんか癒されました・・・。

昔子供が多かった頃は、山の上まで登って提灯オブジェを制作し
完成品を下から眺めていたそうです。
提灯のあかりで浮かび上がった模様を遠くから眺めたら
幻想的できれいだっただろうなと思います。

今はすっかり高齢化してしまった集落ですが
貴重な夏のお祭り、これからも続いていくといいですね。


 
| life | 23:09 | - | - |