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工 房 日 記

美 濃 手 漉 き 和 紙 の 工 房 か ら お 届 け す る
日 々 の 出 来 事 に つ い て の ダ イ ヤ リ ー で す 。
9月のこうぞ畑




さわやかで気持ちのいい秋空のもとで
こうぞ畑の作業を行いました。
今回は今までで1番?ボランティア参加者が多かったかもしれません。
組合員と合わせて30名近くで畑作業(芽かきと草刈り)を行いました。




それにしても今年のこうぞは本当に良く成長してくれています。
現在は3メートルを越える程の背丈になり、ジャングル状態。
畑に入って夢中で作業していたら いつの間にか迷子になってしまいそう。
ボランティアに来てくださっている方も
来る度にどんどん大きくなっていくこうぞの成長スピードに
驚いている様子でした。




昨年は害虫被害でこうぞが全然成長しなくて
細い幹とボロボロの葉っぱばかりでした。
今年ももちろん虫はたくさんいます。でも、こうぞが虫に負けていない!
強く太く成長しています。






午前8時から作業を開始し、途中休憩をとりつつ正午までやりました。
いつもこうぞ組合がお昼ごはんを準備しているので
時間のある方は作業後も残っていただきみんなで食べています。
(今日のメニューは猪肉カレーでした!)
組合員の千田薫子さんがいつも料理担当してくれていて
大人数のまかないを作ってくれています。ありがとう。
ごはんを食べながら簡単な自己紹介をして交流の場を作りました。

ボランティアで来てくださった方は
美濃市役所の職員の方、県職員、銀行員、畑作業が好きなご夫婦、
会社の同僚仲間での参加など様々。
自己紹介の時に「また次回も来ます!」と元気よく言ってもらえた時
嬉しかったな〜。「若いっていいな」と思ってほのぼのしました。




途中で帰った方もいらっしゃるので全員ではないですが、集合写真。
私たちこうぞ組合もまだまだチカラ不足ですが
みなさんに楽しんで作業をしてもらえるように
また、穴洞のこうぞがいい原料になるように
仲間と協力しながら努力を積み重ねていきたいと思います。

秋の落葉までもうひとふんばり
芽かき作業が続きます!



 

| works | 20:52 | - | - |
本美濃紙保存会 夏の全体研修




8月17日から10日間のあいだ
本美濃紙保存会の全体研修が行われました。
毎年この時期に行われる研修は
本美濃紙保存会の会員(5名)と研修生(11名)が
共同作業場へ一同に集まり
会員の方の指導のもと、皆で協力しあいながら
原料の水つけ・あげ晒し・紙煮・紙しぼり・手打ち叩解から
紙漉き・板干し・選別までの全工程を行い
本美濃紙を制作するというものです。
私も研修生の一人として参加しました。




研修生といっても
みんな普段から仕事として紙を漉いているので
きちんとした技術を持っている紙漉きの人たちばかりですが
美濃を代表する紙「本美濃紙」を漉くための基本を
繰り返し確認し、自分の技術や知識の足りないところを
先輩や仲間から積極的に学んでいます。




研修生はそれぞれ50〜60枚程度の本美濃紙を漉き
成果品を仕上げました。
一人一人が漉いた紙が積み重ねられていき
最終日に自分の紙を選別しました。


今回は天気があまり良くなくて板干しがスムーズにいかず
後半はタネがたまってしまい大変でした。
くもりの日に干した紙が多かったこともあり、全体的に
板のあくが出たり、つやのない紙に仕上がってしまった
感じがします。板干しは天気の具合で完成度がかなり
変わってくるので色々な判断の難しさを改めて感じました。


人の仕事を見ることで
自分の足りないことに気がついたり、
「ここを直した方がいい」ということを指摘してもらったりして
今年も夏の研修で色々なことを学ばせてもらいました。
そして自分の中の新たな課題も定まりました。
知識として身につけたことを腕にできるように
いつまでも向上心をもってがんばっていきたいと思います。


緊張感をもってはじまった研修も
あっという間に終わってしまいました。
指導してくださった本美濃紙保存会の会員の方々
特に熱心に指導してくださった 澤村正さん、鈴木豊美さん、倉田真さん
本当にありがとうございました。
いい紙が漉けるようにこれからもがんばります!!



 

| works | 21:20 | - | - |
8月のこうぞ畑




今日は、とてもとても暑い中 こうぞ畑の作業を行いました。
私たちこうぞ組合員とボランティアのみなさん
合わせて25名くらいで芽かきと草刈りを行いました。

6月〜9月のあいだの夏期に一気に成長するこうぞ。
今は伸び盛り真っ最中、とっくに私の身長を越え
2メートル以上にもなっています。




6月はまだ青々していた幹も固くなってきました。
肉厚な白皮を形成してくれますように!

今日もボランティアのみなさんが
作業を手伝ってくれたのでとても助かりました。
夏休みの時期ということもあり、自由研究のために
お母さんと一緒に畑に来てくれた小学生もいました。
また 遠くは京都から、愛知から、岐阜県内でも大垣市や山県市など
遠方からはるばる来てくださった方もいました。
そしていつも来てくれる常連メンバーも。
みなさん本当にありがとうございました。




最後にみんなでとった集合写真。
今回は初めて参加された方が多く、また少し輪が広がったように感じました。
どこかでチラシを手にして、興味をもってくれた方が多いようです。
そんな声を聞くと「チラシ作ってよかった〜★★」って思います。

みなさん暑い中おつかれさまでした。
どうもありがとうございました!

こうぞは太陽の光をたくさん浴びて
この夏まだまだ成長します!



 

| works | 23:14 | - | - |
美濃楮100% 障子紙




美濃のこうぞ畑で収穫した原料(平成28年度産)で
紙を作りました。今回使ったものは「半たくり」で
完全な白皮ではなく甘皮がはんぶん残った状態のものです。
いつも手入れしている畑の原料なので紙になるのが楽しみでした。

普段の仕事では
レースのような繊細な紙や 透かし文様が入ったものなど
少し変わった紙を作っているので
無地の、四角い、「普通の紙」を作るのは
私にとっては逆にむずかしく感じます。
なので自分の苦手な作業工程の練習や確認も兼ねて取り組みました。




水つけ → あげ晒し → 紙煮 → 紙しぼり → 
原料叩解 → 紙漉き → 圧搾 → 紙干し → 選別
工程は本美濃紙の製法と同じです。
乾燥原料を水につけてもどすところからスタートし
釜で煮て、原料処理をして、紙を漉いて干す。
毎回のことですが、全てにおいて手をぬける所がひとつもありません。




原料栽培から手がけて紙づくりまで行うと
この仕事をはじめた13年前に原点回帰した気持ちになります。
木の皮が紙になる自然のふしぎ。先人の知恵と技術。
この感動が紙のしごとをはじめるきっかけになったことを
改めて思い出しました。

漉き上がった紙はパリっとした気持ちのいい紙になりました。
現在は美濃の楮の収穫量が減っているので
地草100%の紙は結構貴重です。
この紙を使って自宅の障子を張り替えようと思います。

今回は時間がない中で作ったので
あまり多くの枚数はできませんでしたが
ご希望の方には販売させていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

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楮紙(美濃楮100%)4匁〜5匁
・全 判 920×630mm / 1枚 ¥2,000+税
・カット判 210×297mm(A4)/ 1枚 ¥300+税

【お問い合わせ】
stminue@yahoo.co.jp (井上さとみ)

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| works | 11:44 | - | - |
6月のこうぞ畑




梅雨に入ったとたん
さわやかな晴れの日が続いています・・・。
今日もこうぞ畑で作業してきました。
いい天気で 風が気持ちいい 畑日和でした。




春には小さな芽がひょっこり出ているくらいでしたが
ここ1ヶ月のあいだにぐんと成長してくれて
もう70〜80センチくらい伸びました。




今年は特にこうぞ畑の手入れをがんばっていて
割と頻繁に畑に通っています。
昨年同様、作業に協力してくれる方を募集していて
ボランティアの皆さんにも手伝ってもらっています。
毎回多くの方が参加してくれていて本当にありがたいです。
6月4日は25名くらい、6月17日は15名くらいで
草刈り、間引き、芽かきをしました。

皆さんの協力のおかげで 今年のこうぞは今のところ
いい感じに成長しています。

5月、6月に草刈りと芽かきをがんばっておくと
あとがラクになります。
間引きをして風通しを良くしておくことも重要。
ジメジメした天気になった時に害虫にやられないように
また台風が来ても倒れないように
こうぞは只今 成長のまっただ中です。


 

| works | 16:09 | - | - |
本美濃紙の研修

 

今年は、年明けから本美濃紙保存会の研修のため
工房の仕事をしばらくお休みして
本美濃紙づくりに取り組んでいました。

 

 

これは、板干しの作業風景です。
和紙の里ならではの光景が広がります。

 

 

水つけ、あげ晒し、紙煮、紙しぼり、
原料の叩解、紙漉き、圧搾、板干し、選別。
紙づくりの一通りの作業を一人で行い、那須楮二貫(7.5kg)分の
原料を使って本美濃紙を漉き上げるという研修です。

本美濃紙は京間判(980×640mm)で5匁(19〜21g)なので
その厚みを目指して紙を漉きます。
できあがった紙は 保存会に提出し、会員の先生方に
チェックしていただきます。

 

 

本美濃紙は、私が普段漉いている紙と製法が違うところがあり
また、使う道具も微妙に違うので
技術的になかなか進歩できず 研修の時はいつも苦しんでいます。

本美濃紙は美濃の紙を代表する「普通の紙」。
しかし その「普通」がむずかしいんですよねえ・・・。

今年度で5年目の研修となりましたが
本美濃紙づくりにおける 体得の道はまだまだ続きます。

 

 

| works | 19:39 | - | - |
今年もよろしくお願いします!


年が明けてからもう2週間半も経ってしまいました。
遅くなってしまいましたが
皆さま 本年もどうぞよろしくお願い致します。

ここ数日は美濃でも雪がたくさん降り
冷たくて寒い毎日が続いていました。
天候が悪いと紙干しが進まなくなるので
紙漉きにとってはもどかしい日々でした。

 

 

さて。
年明け最初の週末に こうぞの刈り取りを行ってきました。
昨年の11月に1回目の刈り取りを行ったので、今回は2回目。
こうぞ組合員とボランティアの方々合わせて
20名以上が集まり、協力して作業を行いました。

 

今まではノコギリやチェーンソーを使っていましたが
今回は専門の先生に勧められた大きな剪定ばさみを使いました。
ハサミの方が切り口がスパッときれいに切れますし
チカラが要らないので作業をラクに行うことができます。
道具ひとつでこんなにラクになるとは・・・!!
かなり感動〜。教えていただいた先生と
購入してくれた美濃手すき和紙協同組合に感謝です。

 

お昼には、みそ汁うどんを作りました。
温かくて美味しい、癒しのお昼でひと息入れたあと
夕方まで作業は続きました。
今回は寒い中の作業であった上
終了時間が遅かったのでかなりハードでした。

 

畑の面積が広い上、点在しているので
刈り取りにも時間がかかりますが、皆さまのおかげで
全ての畑の刈り取りを終わらせることができました。
きりのいい所までやりきれて、すごい達成感・・・、
そして私たち組合員とボランティアの方々みんなで
心地のいい一体感もありました。
刈り取りが終わった畑はこのようにスッキリしています。
里山が「手入れしてくれてありがと〜」って言っているみたいです。

 

組合員もボランティアの方々も
特に指示がなくても
周りを見て、協力し合って、よく動いてくれます。
ここに来る方々は、働きモノばかり。
ほんとにみんなすごい。尊敬します。ありがとう。

畑作業に毎回参加してくださる常連の方、初めての方、
職業も年齢も在住地域もいろいろですが
コウゾを通して人とのつながりをいただいています。
毎回こんなに多くの方が来てくださるのは
奇跡としか思えません。
本当にありがとうございます。

この畑で30年こうぞを栽培管理してきた
組合員のおじいさんたちは
二言目には「こうぞのおかげ、こうぞのおかげ」と言います。
その精神性、私も実感をもって引き継がせてもらっています!

 

刈り取ったコウゾは次の作業を行うため作業所で保管します。
このあとは、原木の切り揃え+細かい枝を切り落とす作業です。
そのあとは蒸して皮をむいて干して皮を削って・・・・・
忙しい冬はまだまだ続きます。

 

 

おまけで
昨年末に行ったこうぞ組合の忘年会の写真です。
みんなで食べ物を持ち寄りして穴洞の集会所で行いました。
こうぞ組合員、ボランティアの皆さん、そして
穴洞自治会の自治会長も来てくださり、
盛り上がりました。楽しかったです。
みなさんご参加ありがとうございました!!

※写真を撮ったのが遅い時間だったので全員ではありません。
飲みすぎで既につぶれてしまった人、先に帰られた方 ゴメンナサイ。

 

今後こうぞ畑をどうしていくか、
問題や課題だらけですが
こうして皆さんにお集まりいただいていることを励みに
今年も組合員一同、がんばりたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

| works | 20:46 | - | - |
フローラルレースシリーズ ご紹介

 


素晴らしい秋晴れ、
今日は紙干し日和でした。
日射しはあたたかく、おだやかな風が吹き、
湿度が低くカラっとして気持ちいい。
今日みたいな天気が毎日続けばいいのに〜〜と思いました。




今日はWashi dECOシリーズのひとつ
フローラルレースの紙を漉きました。
上の写真は漉いたばかりのまだ濡れている状態です。




紙は天日に干し、乾くとこのように柄がハッキリとみえてきます。
繊細なレースのように 細かい線で構成されていて
複雑だけど安定している、とてもいいデザインです。
季節を問わず使えるし、かわいらしく上品な雰囲気があり
私も気に入っているシリーズ。この紙は2011年に商品化されたものですが
5年経ったいまも新鮮に感じます。

 




干している紙が並ぶと
花火みたいでとってもきれい。




フローラルレースシリーズは 7種類のパターンがあり、
四角いものや丸いもの、ハート型など さまざまです。
あなたのお気に入りのデザインを見つけて下さい!
手漉き和紙専門店カミノシゴトで販売されています。
(漉き元:保木工房/販売元:家田紙工株式会社)


花瓶の下に敷いたり、お菓子などをのせたりして
テーブルコーディネートに使ったり
敷紙として重宝しますよ。
ぜひ使ってみて下さい。


問い合わせ・ご購入は
手漉き和紙専門店 カミノシゴトまでどうぞ。


→ 手漉き和紙専門店 カミノシゴト



 

| works | 23:22 | - | - |
9月のこうぞ畑




先週末にこうぞ畑の作業を行いました。
私たち こうぞ組合のメンバーに加え
ボランティアで手伝いに来てくださった方々 合わせて
18名くらいで畑に入り草刈りと芽かきを行いました。

草刈り作業が慣れていくにつれて
マイ草刈り機を持ってきてくださるボランティアの方もいて
本当にありがたいです。男手はとっても貴重です!




9月になっても暑さはきびしく、またこの日は
特に蒸し暑くて こまめに休憩をとるようにしました。
お集りいただいたボランティアの皆様おつかれさまでした。
いつもほんとにありがとうございます。




作業後は、いつも 私たちこうぞ組合のメンバーで
簡単な昼食を準備させてもらっているのですが
今回はそ〜めんを作りました。
ボランティアの方で 花オクラのキレイな花を持ってきて
くださった方がいたので、そ〜めんに浮かべました。
涼しげでいい感じ。ありがとう。




こうぞは9月あたりで夏期の急成長が一旦終わり、
秋にむけて落ち着いた成長をしていき、やがて落葉します。
今年はこうぞの成長がいまひとつで
芽かきをしながら ちょっと淋しい気持ちになることもありますが・・・・
これも作物ですから、自然や株の状況によっていい時も悪い時もあり
そのひとつひとつが貴重な経験。
こうして1年の成長を見守り続けることが 実感を伴った勉強だと
思っているので、これからもできるだけ続けていきたいです。




私の自宅にも今年の春にこうぞの苗を植えました(大分産)。
株が若いのでめちゃくちゃ元気に育っています。
春には20センチくらいだったのに
今では2メートルくらい成長しました。
1株だけなので
原料にすることを目的としている訳ではないのですが
先代が自宅で紙問屋をやっていたこともあり
我が家を象徴するものとしてなんとなく植えただけです。
頻繁に芽かきしながら様子を見るのが
日常の楽しみになっています。



 

| works | 20:27 | - | - |
本美濃紙保存会・夏の全体研修


8月17日から約10日間行われた
本美濃紙保存会の全体研修が終了しました。

本美濃紙保存会の研修生(10名)が会員(5名)に
伝統的な紙漉きの製法を指導していただきながら
集中的に技術研修を行うというものです。
この研修会も今年で5年目となり
夏の終わりを告げる恒例行事のようになってきました。
私も引き続き研修生のひとりとして参加してきました。






初日は今年オープンしたばかりの
「美濃手すき和紙の家・古田行三邸」での板洗いからスタート。
砥草(トクサ)と磨き砂、ブラシなどをつかって
干し板を洗い天日乾燥しました。
板が乾いたら、割れ目があるところに和紙を貼って補修する
「目貼り」をして、その後 柿渋を3回程度塗布して仕上げます。
ひとつひとつに乾燥時間がかかるので、何日かに分けて行いました。
このような道具のメンテナンスも研修の一貫です。









ちりとり、紙漉き、板干し、手打ち叩解・・・・
その日の予定や天気などの都合で交代しながら
研修生たちは作業を進めました。

紙漉きは1日2名ずつ、ひとり2たて、
本美濃紙の厚み(京間判 5匁/19〜21g)を目指して漉きました。
人によって枚数は異なりますが、だいたい一人につき50枚〜60枚程度。

研修は共同作業場を使って行うので、
普段使っている道具を使うわけではありません。
いろいろと勝手がちがい、
普段の感覚のようにはなかなかできません。

特に紙を漉く時
水の量、原料のしぼり具合+量、ねべしの量は
狙った厚みの紙を漉くために一番重要な部分。
それは舟の大きさにも関係してくるし、
舟の高さや吊り具合も場所によって全然違うので
慣れない場所で狙った厚みの紙を漉くのはとてもムズカシイです。。。。






研修生が漉いた紙は
最終日にそれぞれ自分で選別しました。
紙の厚み・地合・ちりやすじなどが入っていないか、
乾燥じわ・なでやぶり・きず・うつりはないか、、、
美濃の紙は本当に神経質な紙だと思います。
選別をしながら自分の仕事の欠点や作業の反省などをして
かなりヘコみつつ、次に向けての課題を確認しながら
研修会は終わりました。

厳しい残暑が続き、炎天下の中の作業もありましたが
みんなよく頑張りました。
会員の先輩方も「いい研修会だった」と言っていました。

研修会も回を重ねるにつれて少しずつ内容が改良されていき
より充実したものへと変わっているように思います。
またそれに応えるように
研修生も技術的に進歩していると思います。
それでもまだまだ 現状に満足せず
もっといい紙を目指す会員の先輩方と研修生たち。

熱心に指導してくださる本美濃紙保存会の会員
澤村正さん、鈴木豊美さん、石原秀和さん、倉田真さん、家田美奈子さん
そして本美濃紙保存会を牽引する美濃市教育委員会 兼
美濃和紙の里会館館長の清山健さん
どうもありがとうございました!!



来週からはまた通常の仕事に戻ります。
研修が終わると夏が終わった感があり、
ほっとするような淋しいような。。。。。

研修で学んだことを仕事にも活かしつつ
これからも1枚1枚の紙をていねいに漉いていこうと思います。


 

| works | 09:20 | - | - |